みなさん、こんにちは!たいちゃん。です!
今回は胃が痛い。とにかく胃が痛い東日本選手権と西日本選手権についての記事になります。
西日本選手権のFSは現地にて観戦してきましたのでそちらの感想もお届けできればと思います!
それではどうぞ~!!
東日本選手権ジュニア男子SP
通過圏内の12人+シードの中田選手・周藤選手の選手の点数表になります。
Rank | NAME | TSS | TES | PCS | Ded |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中田 璃士 | 78.25 | 41.58 | 36.66 | 0.00 |
2 | 西野 太翔 | 75.48 | 39.99 | 35.49 | 0.00 |
3 | 森 遼人 | 65.62 | 35.81 | 29.81 | 0.00 |
4 | 蛯原 大弥 | 65.57 | 34.51 | 31.06 | 0.00 |
5 | 田中 蓮音 | 64.77 | 32.62 | 32.15 | 0.00 |
6 | 周藤 集 | 63.33 | 31.34 | 32.99 | -1.00 |
7 | 池田 立 | 59.74 | 30.51 | 29.23 | 0.00 |
8 | 堀野 伊織 | 58.65 | 30.76 | 27.89 | 0.00 |
9 | 磯和 大智 | 58.48 | 32.44 | 26.04 | 0.00 |
10 | 田口 湊音 | 56.96 | 28.99 | 27.97 | 0.00 |
11 | 尾形 広由 | 55.53 | 28.64 | 26.89 | 0.00 |
12 | 大林 理人 | 54.19 | 28.73 | 25.46 | 0.00 |
13 | 佐々木 陽人 | 53.23 | 27.09 | 26.14 | 0.00 |
14 | 加藤 海里 | 51.82 | 25.69 | 27.13 | -1.00 |
SPで首位発進となったのはJGPファイナル出場者である中田璃士選手。
構成はJGPと同じ構成でした。やはり国内ジュニア勢の中ではジャンプはもちろんですがスケーティングや表現は頭1つ2つほど抜けているなと感じる圧倒的な演技でした。
運動量も多くSPでありながらキツイプログラムであるとは思いますがしっかりまとめてきました。実際のフラメンコの方からの振付指導がうまく効いているなと感じます。
2位発進となったのが関東選手権王者の西野太翔選手。
今季のSPでの安定感は抜群ですね!!国内大会でも70点台後半に乗せているのは強いなと思います。昨季はSPに苦しめられることが多かったのですが今季はしっかりそこを強化してきたなというのが感じられます。
スケーティングも非常になめらかできれいですし、表現力も中学生とは思えないほど上手だなと思います。スピンのレベルの取りこぼし、3Lz-3Tの3Tにqマークが取られるなどまだまだ伸びしろがたっぷりですので、今季SP80点も視野に入るかなと思います!
3位には森遼人選手が入りました。今季に入り3Aと3-3を試合で成功。覚醒した選手の一人です。3Aはもちろんですがジャンプ、スピン申し分ない演技だったなと思います。3Fでは手をついてしまいましたがそのほかは流れもありいい演技だったと思います。
お手付きがありながらサマーカップのSBに約1点差まで持っていったのは彼の努力の結晶だと思います。
4位には蛯原大弥選手が入りました。3Aはアンダーローテーションが取られ、スピンではレベル1もありましたがこの点数。点数のボーダーが少しずつ上がってきていますね。さすがJGP派遣者です。今季はSPから3Aが安定して入るようになったのが昨季からの成長ポイントかなと思います。
5位には田中蓮音選手が入りました。今季急成長中。昨季からその片鱗は感じていました。しかし調子の浮き沈みもありなかなか本領発揮できないでいましたがここにきて覚醒です。彼は踊りが上手なので動きのメリハリなどがしっかりしているなという印象でした。
6位にはケガから復帰の周藤集選手、7位にはこちらも急成長中の池田立選手、8位には地元青森の堀野伊織選手が入りました。
昨季の全中3位で今大会でも上位に食い込むと予想されていた武田結仁選手がジャンプのミスが響きまさかのSP落ちという波乱の展開になりました。
上位勢を軽くご紹介しましたが、今年の東日本選手権は7位~15位あたりのボーダー層が僅差ではあるのですが点数がしっかり50点越えなど、どんどん国内ジュニア男子のレベルが上がっているのがわかります。
8位に入った堀野選手は東北・北海道選手権ではフリップが2回転だったのですが、今大会では見事3回転で着氷し、自己ベスト更新とたった少しの間に成長しているのが今の国内ジュニア男子なのです。
SPの時点で胃が痛いですよね。(開催前から胃が痛かった私。)うれしいようでつらい悩みです、。枠くれ、、、
東日本選手権ジュニア男子FS
以下全日本ジュニア選手権出場権を獲得したシード2選手+上位12選手の点数表となります。
Rank | NAME | TOTAL | TSS | TES | PCS | Ded |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 中田 璃士 | 228.97 | 150.73 | 74.48 | 76.25 | 0.00 |
2 | 西野 太翔 | 217.84 | 142.36 | 72.60 | 70.76 | -1.00 |
3 | 蛯原 大弥 | 194.28 | 128.71 | 66.44 | 62.27 | 0.00 |
4 | 田中 蓮音 | 187.29 | 122.52 | 57.42 | 65.10 | 0.00 |
5 | 森 遼人 | 187.18 | 121.56 | 59.45 | 62.11 | 0.00 |
6 | 周藤 集 | 177.18 | 113.85 | 53.74 | 61.11 | -1.00 |
7 | 池田 立 | 172.46 | 112.72 | 54.28 | 59.44 | 0.00 |
8 | 田口 湊音 | 160.49 | 103.53 | 49.25 | 55.28 | -1.00 |
9 | 磯和 大智 | 159.71 | 101.23 | 48.12 | 54.11 | -1.00 |
10 | 佐々木 陽人 | 159.20 | 105.97 | 51.85 | 54.12 | 0.00 |
11 | 尾形 広由 | 157.31 | 101.78 | 47.00 | 54.78 | 0.00 |
12 | 堀野 伊織 | 157.11 | 98.46 | 44.68 | 54.78 | -1.00 |
13 | 大林 理人 | 154.67 | 100.48 | 48.03 | 52.45 | 0.00 |
14 | 小山 蒼斗 | 149.59 | 101.54 | 58.75 | 42.79 | 0.00 |
以上14選手が全日本ジュニア出場となりました。
優勝はJGPファイナル出場を決めている中田璃士選手。今季国内ジュニア競技における最高点数での優勝となりました。
やはりほかの選手とはまた1段階違うんだなというのを見せつけられた気がします。
ジャンプの一つ一つの流れ、完成度、小さなミスがあっても乱れない強さがあり、演技全体の流れがずっと止まらない演技でしたね!!
大きなミスなく全日本ジュニア優勝へ弾みの着く演技でした。
2位は前回東日本王者の西野選手。4Sを跳びましたが惜しくも転倒となりました。後半の3Aはアンダーローテーションが取られたり、3Lzでqマークが取られましたが目立ったミスは見られず昨年からの成長もたくさん見えた素晴らしい演技でした!
3位には蛯原選手が入りました。
東京選手権でも挑んでいた4回転に今大会も挑んできました。回転はダウングレードでしたが転倒せずに着氷しました!若干のジャンプの堪えだったりがありましたが、見事な演技でした!!!
4位には今季絶好調の田中選手、5位には森選手、6位には周藤選手が入りました。
3選手とも素晴らしい演技ではありましたが、森選手、周藤選手はまだまだ伸びしろがありそうな感じがしますね!田中選手もまだまだ伸びしろがありますが、だいぶ調子を上げてきているなというように感じます。
全日本ジュニアへの切符をつかんだ選手は初出場の選手がすごく多いように感じますね。
田中選手、池田選手、田口選手、佐々木選手、尾形選手、大林選手、小山選手の7選手が初出場となり12枠のうち過半数が初出場の選手となりました。
西日本選手権ジュニア男子SP
通過圏内12人の点数表になります。
Rank | NAME | TSS | TES | PCS | Ded |
---|---|---|---|---|---|
1 | 高橋 星名 | 73.14 | 40.16 | 32.98 | 0.00 |
2 | 朝賀 俊太朗 | 68.71 | 35.89 | 32.82 | 0.00 |
3 | 植村 駿 | 66.78 | 36.96 | 29.82 | 0.00 |
4 | 垣内 珀琉 | 66.75 | 33.43 | 33.32 | 0.00 |
5 | 岡崎 隼士 | 63.40 | 34.51 | 28.89 | 0.00 |
6 | 松本 悠輝 | 60.49 | 33.44 | 27.05 | 0.00 |
7 | 森本 涼雅 | 60.26 | 30.70 | 29.56 | 0.00 |
8 | 小河原 泉颯 | 59.87 | 30.31 | 29.56 | 0.00 |
9 | 名倉 一裕 | 59.66 | 29.94 | 30.72 | -1.00 |
10 | 石原 弘斗 | 57.90 | 29.68 | 28.22 | 0.00 |
11 | 佐藤 和那 | 56.48 | 29.42 | 27.06 | 0.00 |
12 | 三原 庸汰 | 56.15 | 27.26 | 28.89 | 0.00 |
SP1位発進は高橋星名選手となりました。今季出場した試合全てでSP1位発進となっています。素晴らしいですね!!
後半単独の3Fで珍しくステップアウトはあったものの、国内ベストに近い73.14点をマークしました。
しかし配信で見る限り、夏の地方大会やJGPのころに比べると少し緊張感があり演技が固かったかなと思いました。
2位は朝賀俊太朗選手、怪我がありながらも3Aはステップアウトにとどめ、その後のジャンプではミスなくまとめました。
ステップでは日本ジュニア男子ではなかなか見れない身体を大きく使い情熱的でダイナミックなステップを披露しました。
3位には植村駿選手が入りました。今季急成長中の植村選手、3Aを決めました。3Fで少しミスは見られたものの国内ベストの点数66.78点をたたき出しました。非常にスケーティングがきれいでスピードもあって若い勢いを感じますね!
4位にはケガを抱える垣内選手が入りました。ケガの影響もありコンビネーションは3-3ではなく3-2になりましたが深いスケーティングや表現の面でほかの選手とは一味違う演技を見せてくれました。PCSはSP全体のトップスコアを出しました。
5位には岡崎選手、6位には松本選手。どちらもジュニア1年目の選手が60点を超えてFS最終G入りとなりました。ジュニア1年目とは思えない演技でしたね、松本選手の3Lz-3Tは初めてクリーンで降りたなと認識できるほど改善されていて素晴らしかったです!
そして全日本ジュニア出場圏外に三島選手と田内選手が入るという波乱の展開となりました…
西日本選手権ジュニア男子FS
以下全日本ジュニア選手権出場権を獲得した上位12選手の点数表となります。
Rank | NAME | TOTAL | TSS | TES | PCS | Ded |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 高橋 星名 | 206.88 | 133.74 | 69.80 | 64.94 | -1.00 |
2 | 植村 駿 | 202.62 | 135.84 | 71.56 | 64.28 | 0.00 |
3 | 垣内 珀琉 | 186.49 | 119.74 | 55.13 | 64.61 | 0.00 |
4 | 松本 悠輝 | 180.61 | 120.12 | 63.01 | 57.11 | 0.00 |
5 | 森本 涼雅 | 177.83 | 117.57 | 58.13 | 59.44 | 0.00 |
6 | 岡崎 隼士 | 177.14 | 113.74 | 52.80 | 60.94 | 0.00 |
7 | 佐藤 和那 | 172.90 | 116.42 | 60.64 | 55.78 | 0.00 |
8 | 朝賀 俊太朗 | 172.18 | 103.47 | 43.03 | 60.44 | 0.00 |
9 | 名倉 一裕 | 169.66 | 110.00 | 49.06 | 60.94 | 0.00 |
10 | 小河原 泉颯 | 163.89 | 104.02 | 52.80 | 60.94 | -1.00 |
11 | 石原 弘斗 | 159.52 | 101.62 | 47.01 | 54.61 | 0.00 |
12 | 田内 誠悟 | 156.98 | 104.55 | 43.27 | 61.28 | 0.00 |
優勝はこちらも東日本選手権同様JGPファイナルに出場が決まっている高橋選手の優勝となりました。
FSでは演技にスピードもありましたし、勢いもあったなというように思いました。
後半の3S-3Tでは惜しくも転倒扱いになってしまいましたが、3A2本をきれいに決めFSでは国内大会ジュニアカテゴリーではベスト、総合でも国内ベストスコアでの優勝となりました。
全日本ジュニア表彰台へ向け大きな弾みとなる西日本選手権初優勝となりました!✨✨
2位には植村選手が入りました。間違いなく東日本、西日本合わせてもMVPは植村選手だなと思います。3Aを決めその後も大きなミスなく演技し、FSでは1位の135.34点、総合でも初めて200点を超える202.62点となりました。
3位にはケガを抱えて臨んだ垣内選手が入りました。4回転はもちろん回避、今出来るジャンプとそして磨き上げたスケーティングで勝負。本人もびっくりの表彰台になりました。
試合後本人のSNSでは怪我の詳細をつたえる投稿がされました。詳しくは本人のSNSを見て頂きたいですが、こちらも胸が痛くなる内容でした。その状況の中こうして全日本ジュニアへの切符を掴んだことが本当に素晴らしいなと思います!
4位には松本選手が入りました、ジュニア1年目とは思えないほど滑りと表現でした、そこにジャンプが綺麗に決まり初の120点台に乗せ表彰台まであと一歩の所まで来ました。
5位に森本選手、6位に岡崎選手、7位にはFSで3Aを見事に2本決めた佐藤和那選手が入りました。そしてSP2位だった朝賀選手は怪我の影響かFSで乱れ8位に終わりました。
そして全日本ジュニア出場圏内にギリギリで田内選手が入りました。三島選手はまさかの全日本ジュニア出場権を逃すことになりました……。
西日本からの全日本ジュニア初出場者は植村選手、石原選手の2名のみでした。
枠が足りません!!!!!ほんとに!!!!!!
最後に
ようやく全日本ジュニアの出場者が決まりましたね。後日全日本ジュニア前に見ておきたいポイントなどをまとめたブログ記事を出そうとは思っているのでそちらも併せて楽しみにしていただけると嬉しいです😊
東も西も枠が足りねえ問題だったのでしたね、主に東だと加藤海里選手、西だと三島舞明選手などが全日本ジュニアに出場できないということになりました。
西日本のジュニア男子FSは現地で観戦していましたがこの選手もいい演技、この選手も行ってほしい、この選手も行ってほしい、枠が足りない!!と試合を楽しみながら見ていたのですが同時に緊張感もありました。
全日本ジュニアに進んだ選手は自分の実力を思いっきり発揮してほしいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
コメントやはてなスターをいただけるととっても嬉しいです😊