たいちゃん。のスケオタ雑記帳

21歳男子が気軽に感想をつづるスケオタのブログ

日本ジュニア男子 国内ブロック大会!

 

こんにちは、たいちゃん。です!

今回は先日すべての大会が終了した国内ブロック大会についての記事になります!

良ければ最後まで一読していただけると嬉しいです!

 

 

東京選手権

9/20-9/23にかけて千葉県船橋市三井不動産アイスパーク船橋」で開催された東京選手権。

東京選手権の注目はJGPに出場した蛯原大弥選手、昨季の全日本ジュニア3位でシード権を持っている周藤集選手、サマーカップにて3Aを成功させ復活を遂げた森遼人選手の3選手。

 

東日本選手権への出場権を得た選手は次の選手です。

NAME POINTS REMARKS
中田 璃士 - シード
周藤 集 194.40 シード
蛯原 大弥 188.19  
田中 蓮音 180.49  
池田 立 167.80  
加藤 海里 159.97  
森 遼人 158.70  
丹羽 遥珂 145.80  
牧島 瑠依 143.63  
小森 大地 138.79  
田邊 拓也 132.48  
清水 丈 129.06  
谷尻 由翼 128.02  
神田 龍之介 125.29  
嶋﨑 帆々渡 123.00  
安藤 丈翔 122.75  
中川 広喜 114.38  

以上、免除選手やシードを含む17選手が東日本選手権にコマを進めました。

中田選手はシード+免除のため東京選手権には不出場となっています。

 

周藤選手は昨季負ったケガから順調に回復をしてきているなと感じます。3A入りの構成をしながらも大崩れすることなく優勝を果たせる実力があるだけに今季JGP派遣を掴めなかったのはとても悔しかったことと思います😢

 

蛯原選手はJGPで惜しくも5位となり2戦目の派遣を受けることが出来ず東京選手権出場となりましたが、リベンジに燃える心を感じましたね🔥SPもFSも3Aを見事に成功し、FSでは4回転に挑戦もしてきました。

 

また注目の森選手はスタミナ切れ?のような発言がキスクラで見られました。東京選手権前に体調を崩したりしていたかもしれません(あくまでも推測です。)サマーカップよりかはエレメンツに少し乱れが見られた演技となりました。

 

3位には個性と情熱で溢れる演技が魅力の田中選手が入りました!ジュニア男子はこういう順位変動があるから面白いのです。きっと彼のことはコアなスケオタなら大好きなスケーターだと思いますし、注目もされていたと思います👍

 

中部選手権

9/21-9/23にかけて愛知県名古屋市「邦和みなとスポーツ&カルチャー」で開催された中部選手権。

中部選手権の注目は昨季JGPに出場し全日本選手権にも推薦出場した田内誠悟選手、4回転や3Aを武器に飛躍している三島舞明選手、昨季全日本ノービスA3位の松本悠輝選手。の3選手。

 

西日本選手権への出場権を得た選手は次の選手です。

NAME POINTS REMARKS
三島 舞明 177.14  
松本 悠輝 173.71  
田内 誠悟 172.27  
佐藤 和那 157.33  
芳岡 優希 154.01  
三原 庸汰 145.21  
神谷 帆鷹 138.10  
花井 広人 129.13  
竹中 慎 123.03  

以上9名が西日本選手権にコマを進めました。

実際に私もジュニア男子のFSを現地で見させていただきましたので、そちらの感想も込みで少し内容を掘らせて頂きたいと思います!

 

優勝の三島選手、4回転や3Aが昨季よりも着氷の安定感が出てきましたね。まだまだ演技の粗が見られたり伸び代がたっぷりなのですが、昨季から更にレベルアップした演技を見せていたのは間違いないと思います。着実に成長している姿を見せてくれるのもやはり嬉しいものです。まだまだ4回転の種類を跳べる選手だと思うので今後どのように試合で挑戦し着氷してくるのかすごくすごく楽しみな選手です👍

 

2位の松本選手、ノービス上がりの選手とは思えないほど洗練されていてFSの演技は1位も納得の演技でした。3Aや4回転といった多回転のジャンプはありませんが、滑りの良さであったり、3回転ジャンプでもしっかり決めてくる点。そして表現する何かを訴える力は非常にある選手だと私は思います!コーチの樋口美穂子さんにしっかり表現の指導を受けているのかなと思いますね💭

 

3位の田内選手。私の推し選手でございます!!

見事な3A着氷でした!本当に本当に嬉しかったです。多回転がなくとも高い点数を取れる選手ですが、やはりひとつ上に行くには必要不可欠な3Aと4回転。彼は多回転に苦しんでいたので現地で初成功を見ることが出来て本当に嬉しかったです😭✨

その後のジャンプに乱れはあったものの、3季目となる「ムーラン・ルージュ」は洗練されていて素晴らしかったです。編曲が私の好きな1季目の方に戻っていたのでそれも嬉しかったです、あのコレオが大好きです。やはり田内選手の表現力は日本ジュニア男子の中でも天性の物を感じます。

西日本も楽しみです🤭💗

 

怪我からの復帰となったのが花井選手、そして神谷選手です。

花井選手は3Aの練習で腰を痛めたという記事を見ました。多回転の練習にはどうしても怪我のリスクが付きまとうのだなと改めて痛感させられました。今回は怪我の影響もあり3回転はなるべく回避した演技でしたが、滑りが良くなりましたね。ジャンプがたとえ2回転だろうとしっかり心に刻まれる演技だなと思いました👏

邦和みなとスケート部からグランプリ東海クラブに移籍しコーチ変更でプログラムの変更もありましたが、西に進むということで怪我を少しでも良くして険しい道にはなりますが、全日本ジュニアへ進んで欲しいと思います😭(本当に枠が足りないよ〜)

そして、神谷選手。ふんわりとした雰囲気が印象的な選手ですが、演技の音の取り方はやはりずば抜けて上手いなと思いますね。SPのジャズの音の取り方とFSの綺麗で流れるような曲での魅せ方の違いがこの若さで出来るってすごいなと思います。FSを現地で見た時のコレオシークエンスは本当にトリハダでした。背筋からゾゾゾとなるくらい情感たっぷりのコレオであの時は神谷選手のトリコでしたね🫶

現地で見ることが出来て本当に良かったです。

 

 

近畿選手権

9/26-9/29にかけて大阪府高石市大阪府立臨海スポーツセンター」で開催された近畿選手権。

近畿選手権の注目はジュニアラストイヤーにトリプルアクセルを習得し、情熱的な演技で魅了する朝賀俊太朗選手、今季木下アカデミーから移籍しさらなる飛躍へつなげたい森本涼雅選手、繊細で美しいスケーティングが持ち味の名倉一裕選手の3選手。

 

西日本選手権への出場権を得た選手は次の選手です。

NAME POINTS REMARKS
高橋 星名 - 免除
垣内 珀琉 - 免除
朝賀 俊太朗 194.11  
名倉 一裕 177.91  
森本 涼雅 176.22  
向野 慶 157.63  
佐藤 光 155.30  
織田 信義 144.42  
石原 弘斗 142.79  
佐野 海音 136.62  
生田 琉悟 122.06  
松野 嵩 113.76  
小川 理人 112.54  
水越 遼弥 110.22  
飛永 恭兵 109.77  
加藤 嶺 99.23  

以上免除選手を含む16選手が西日本選手権へコマを進めました。

免除の高橋選手は近畿選手権と同時期に開催されたJGPソリダリティ杯に出場のため不出場となりました。そして出場したJGPで見事にJGPファイナル出場権を確定させました!素晴らしい!!👏(私の推し選手ほんとに素晴らしすぎる😭✨)

また同じく免除の垣内選手はJGPリュブリャナ杯出場のため不出場となり、会場でも免除とのアナウンスが流れました。

 

優勝の朝賀選手、3Aもだいぶ試合で降りれるようになりまた1段階強くなったなぁという印象です。ジュニア最終年になりますが今1番状態も良さそうに見えます。

惜しくもJGP派遣は掴めませんでしたが出ても良かったんじゃない……!?と思うくらい国内戦で素晴らしい演技を見せています👏👏

演技のスピード感、重厚感、情熱も素晴らしいです。このまま西日本も突っ走って全日本ジュニア、全日本と進んで欲しい選手です。

 

名倉選手は今季全大阪に出場しましたがSPもFSも滑るのは近畿選手権が初戦となりました。

美しいスケートは健在のままジャンプなどの精度がさらに上がり自己ベストを4点ほど更新してきました!

高校生になり環境の変化を感じるかとは思いますが、同門には朝賀俊太朗選手らがいますし切磋琢磨して頑張って欲しいなと思います!

 

森本選手は3位となりました。木下アカデミーから移籍し長光先生の元で現在は練習を積んでいるようですね!

SPはしっとりと、FSは情熱的に。このメリハリがまたいいですね。まだまだ本来の森本選手の演技ではありませんでしたがここから西日本、全日本ジュニアと調子を上げて欲しいなと思います💭

それでも素晴らしい演技でした!!

 

関東選手権

注目選手 西野太翔

9/27-9/29にかけて栃木県日光市日光霧降アイスアリーナ」で開催された

関東選手権。

関東選手権の注目はジュニア2年目ながらJGPに2年連続で出場した西野選手。

 

NAME POINTS REMARKS
西野 太翔 201.18  
磯和 大智 159.49  
萩原 颯希 158.60  
佐々木 陽人 148.49  
田口 湊音 146.44  
大島 佑翼 142.53  
大林 理人 141.54  

 

西野選手の圧勝でしたね。やはりすごかった。

SPでは3Aを含め大きなミスなく演じ切り国内でのベストに近い75点台をマーク。

SPは今季安定感がありますが、FSはまた難しいテーマを演じていることもありなかなか今季は上手くハマっていない印象です。

しかし大崩れすることなくまとめてくるところは大きな武器だと思います。

ここからまた完成度をあげてくると思いますので東日本がまた楽しみになりますね!

 

2位には京都から埼玉へ移籍した磯和選手が入りました!

移籍してからの中では一番いい演技だったのではないでしょうか??

SPでは3Aを着氷させました!!

ジャンプもだいぶ安定してきているように感じるのでこのまま東日本を通過して全日本ジュニアに進んで欲しいなと思います!

 

 

中四国九州選手権

注目選手 植村駿 岡崎隼士

10/4-10/6にかけて岡山県倉敷市「ヘルスピア倉敷アイスアリーナ」で開催された中四国九州選手権。

 

中四国九州選手権の注目は今季3Aを成功させダークホースぶりを見せている植村選手、そして昨季の全日本ノービスAチャンピオンの岡崎選手の2選手。

 

NAME POINTS REMARKS
植村 駿 185.87  
岡崎 隼士 159.25  
末国 太樹 152.53  
大村 健太 148.34  
小河原 泉颯 147.37  

優勝は昨年ブロック落ちの雪辱を果たした植村選手。

SP、FS、総合全てで自己ベスト更新となりました!

3AはSPとFSどちらも成功!ということでこのブロック大会全体5位の点数を叩きだしました。

本人もインスタのノート機能でスピンについて言及されていたようにスピンで減点が多く見られたのでそこを伸ばすとさらに点数が伸びていくと思うので、まだまだ期待大です!✨

 

2位には昨季のノービスAチャンピオン岡崎選手が入りました。

夏のサマーカップでは回転不足などもあり点数の伸び悩みがありましたがこのブロック大会ではそこから更に点数を伸ばしてきました。

滑る時のオーラはジュニア1年目とは思えないほど風格がある選手で異彩を放っている選手だと思うので、今後もがんばってほしいなと思います!

 

 

東北・北海道選手権

注目選手 武田結仁 堀野伊織

10/5-10/6にかけて北海道札幌市「月寒体育館」で開催された東北・北海道選手権。

東北・北海道選手権の注目は昨季の全中でいきなり3位に入り注目を集めた武田選手、ピアノで培った豊かな音感と表現で成長を続ける堀野選手の2選手。

 

NAME POINTS REMARKS
堀野 伊織 151.97  
尾形 広由 149.36  
武田 結仁  142.36  
西本 那音 139.08  
小山 蒼斗 137.54  
道免 優斗 127.49  
田名部飛至也 126.48  

優勝はジュニア2年目の堀野選手となりました。

まだ跳べる3回転が他の選手に比べると少ない選手ではあるのですが、完成度で勝負しているのですごいなと思います。

3回転が少ない分ミスが許されないのですがしっかり全てジャンプを揃えて来るメンタルの強さもすごいなと思います!

練習ではフリップを降りているようなので東日本では見られたらいいな〜と思います👌

 

また3位には全中で大きな飛躍を果たした武田選手はSPでは大崩れしてしまい9位と沈んでしまいました。

しかしFSでは3Aを試合で初成功させてFS単独では1位となり逆転で表彰台、東日本へコマを進めました!

 

国内ブロック大会 得点ランキング

国内ブロック大会の上位30選手の点数をランキング形式で表示しています。良ければご参考までに。

NAME POINTS REGIONAL
西野 太翔 201.18 関東1
周藤 集 194.40 東京1
朝賀 俊太朗 194.11 近畿1
蛯原 大弥 188.19 東京2
植村 駿 185.87 中四国九州1
田中 蓮音 180.49 東京3
名倉 一裕 177.91 近畿2
三島 舞明 177.14 中部1
森本 涼雅 176.22 近畿3
松本 悠輝 173.71 中部2
田内 誠悟 172.27 中部3
池田 立 167.80 東京4
加藤 海里 159.97 東京5
磯和 大智 159.49 関東2
岡崎 隼士 159.25 中四国九州2
森 遼人 158.70 東京6
萩原 颯希 158.60 関東3
向野 慶 157.63 近畿4
佐藤 和那 157.33 中部4
佐藤 光 155.30 近畿5
芳岡 優希 154.01 中部5
末国 太樹 152.53 中四国九州3
堀野 伊織 151.97 東北北海道1
尾形 広由 149.36 東北北海道2
佐々木 陽人 148.49 関東4
大村 健太 148.34 中四国九州4
小河原 泉颯 147.37 中四国九州5
田口 湊音 146.44 関東5
丹羽 遥珂 145.80 東京7
三原 庸汰 145.21 中部6

 

 

最後に

いやいや、国内ジュニア男子レベル高すぎでしょ!!!!

昨季終了時点で今季のジュニア男子はレベルが高くなることが予想されてはいましたが、ここまで熾烈な争いになるとは…。やはり、国内ジュニア男子。おもしろい。見ていてずっと楽しい。本当にいつの間にか成長していて素晴らしいですね、恐ろしいです!笑

 

そして、全日本ジュニアへのボーダーですが、東日本は146.44点、西日本は157.33点。

差はありますがどちらも枠が足りません!!!特に西日本!枠が特に足りません!!!

西日本はジュニア男女FSの日だけ現地観戦の予定でいますが、当日は会場で胃がキリキリしていそうです😂

東日本は今年は配信で見届けようと思います💭

 

ここまで読んで頂きありがとうございました!

コメントでも読者登録でもして頂けるとまた次の記事を書くモチベーションに繋がりますのでよろしくお願いします☺️💗