皆さん、こんにちは。たいちゃん。です!
今回は大阪で開催されました、全日本選手権について書いていきたいと思います!
女子
坂本花織
SP 77.79 FS 155.26 TOTAL 233.05
グランプリファイナル5位に終わり今大会も崩れてしまうのだろうか。
そんな不安がよぎったファンも多くいたのではないでしょうか?
しかしここで折れないのが坂本花織ですね。しっかりと立て直してきました。
間違いなく今季一番の出来でしたし、演技内容もぐんとよくなっていました。
SPもFSも新しい自分へのチャレンジともあり、なかなかかみ合わない部分も多くあったと思いますが、この全日本という大舞台で二つのプログラムを完成させたことは今後に大きくつながると思います!
改めて2連覇おめでとうございます!!
SP 74.70 FS 145.23 TOTAL 219.93
今季国際大会負けなしの三原選手。連戦で疲れもあったかと思いますが、疲れを見せずに最後まで演じ切りました!!
2016年以来ずっと表彰台に縁のなかった全日本。
今年は表彰台に登る絶好のチャンスでしたが、ここをしっかり射止められたのは今季の三原選手の力だと思います!
SPのしっとり柔らかな演技と、FSの女性の強さ、かっこいいプログラムの演じ分けができていたのもよかったなと思います!
島田麻央
SP 70.28 FS 132.51 TOTAL 202.79
ジュニアで14歳ながら日本いや世界の期待を背負う島田選手。
プレッシャーは計り知れないものだったと思います。
FSで4回転とトリプルアクセルの2本初成功はこの全日本ではかないませんでしたが、今後の試合で決められるといいなと思います。
今後は世界ジュニアと全中になるのかな?と思いますが、気負わずに頑張ってほしいです。素晴らしい演技でした!!
中井亜美
SP 64.07 FS 137.42 TOTAL 201.49
中井選手SPとFSでトリプルアクセルに挑戦してくるハートの強さ!
SPでは惜しくも転倒がありましたが、FSでは3A-3Tと3Aの2本成功させました!!
今季は本当にトリプルアクセルの安定感が出てきましたね。
去年の全日本ではSPでのミスが重なり残念ながらSP27位でFSに進むことができなかったことを考えるとすごい躍進だなと思います!!
千葉百音
SP 71.06 FS 129.06 TOTAL 200.12
千葉選手、SPでは会心の演技。FSは冒頭にミスがありましたが、最後まで美しい演技でした。
昨季からまたさらに成長して流れるようなスケーティングがさらにうまくなって多くのスケートファンが今季千葉選手に視線を注いでいったと思います。
千葉選手らしさが今季のプログラムにはあふれていて、SPの燃えて灰になってしまった後のような空気感と、FSの艶やかで美しいプログラムはやはり最高です。
吉田陽菜
SP 59.49 FS 137.72 TOTAL 197.21
SPではミスがありましたが、FSで一気に逆転しましたね。
SPからトリプルアクセルに挑戦してきました。惜しくもSPとFS両方
ステップアウトに終わりましたが、挑戦したことが素晴らしいです。
FSは本当にトリプルアクセルのあとはノーミスで決めました。FSだけなら3位の点数です。
SPのハツラツとした演技と、FSのしっとり美しい演技の演じ分けがしっかりしていて素晴らしいなと思います。
青木祐奈
SP 62.48 FS 129.41 TOTAL 191.89
今大会女子のMVPを送りたいです。
長年ケガなどに苦しみ全日本選手権に出場できないシーズンもありました。
昨季はSP落ちもありました。その中で今季SPとFSしっかりまとめてこれたことがすごくうれしかったです。
ノービスチャンピオンに輝き。ジュニアに上がってからとても苦労していた選手の一人です。たくさん見てきました。
この全日本選手権でやっと花開いたのが私はとてもうれしいです。
櫛田育良
SP 63.29 FS 127.29 TOTAL 190.58
全日本ジュニアから勢いがついたのか今大会ミスをする気配がありませんでした。
どこか危うい雰囲気を若干15歳で魅せることのできるスケーターは稀有な存在ですし、これも才能だと思います。
ジャンプの回転不足を取られがちな印象なのですが、今大会はSPのコンビネーションにqマークがついたのみでした。
ただエッジの踏切で!マークがとられやすくなってきているのでここを改善していくとさらに上に来ると思います。
今後の櫛田選手にも目が離せないです!!
河辺愛菜
SP 64.51 FS 125.93 TOTAL 190.44
SPの世界観と振付は今季一番かっこいいと思います。そして河辺選手演技スタイルが昨季からガラッと変わりましたね。コーチの影響って大きいですね。
SPは本当にかっこよく、FSはやわらかく。
昨季までの河辺選手ではなかなか演じ分けるのが難しかったように感じますが、今季はその演じ分けが見事に素晴らしくて、個人的にびっくりしていました。
ジャンプのミスはありましたが、表現面での成長がたくさん見られた全日本でした。
柴山歩
SP 64.37 FS 124.72 TOTAL 189.09
全日本ジュニアでは悔しい結果になった柴山選手。
全日本ではノーミスできるように頑張ると宣言していましたが、しっかりジャンプの抜けや転倒なく終えることができましたね!
SPもFSも点数が思ったより伸びず、総合10位で終えました。
表現面にまだまだ課題が見られますが、PCSが思ったより伸びませんでしたね。
しかし全日本で抜けと転倒がなかったのは強みですし、TOP10に入ったのも今後期待できますね。
SP 60.43 FS 128.19 TOTAL 188.62
紀平選手、調子が上がってきていたのを知っていたのでこの結果は悔しいものになりましたが、まずはゆっくり休んでほしいです。
SPは回転不足がとられて思ったよりも点数が伸びませんでしたが、FSは素晴らしかったですね。今季ベストでした。
ケガでジャンプが跳べなかった分スケーティングの強化をたくさんしていたと思います。
表現面においては本当に素晴らしかったです。FSのタイタニックは心打たれるものがありました。
渡辺倫果
SP56.23 FS 127.76 TOTAL 183.99
今季のシンデレラガール渡辺選手。
初のグランプリシリーズ、グランプリファイナルと連戦の疲れもあったと思います。
今大会珍しくミスが目立ちました。
SPではトリプルアクセルとトリプルルッツで回転がほどけてしまい、ダウングレードの判定になってしまいました。
しかしFSではしっかりトリプルアクセル着氷しました!!
ミスは若干あって、順位点数共に伸び悩みましたが、今季本当に飛躍した選手だなとあらためて実感しました。
松生理乃
SP 56.01 FS 123.84 TOTAL 179.85
今季体調不良に悩まされた松生選手。
今大会も少し苦しみました。松生選手のポテンシャルは高いものがありますしもどかしい気持ちになりますね。
SPは特にミスが目立ってしまい、曲も相まってしんみりしてしまいましたが、FSの天使のような神々しさ、美しいスケーティングは本当に素晴らしかったです。
住吉りをん
SP 57.38 FS 120.65 TOTAL 178.03
今大会少し苦い結果に終わってしまった住吉選手。
FSで4回転をなんとか片足で着氷に成功。試合では初めてだったと思います。
GPシリーズ2戦連続で3位に入り今大会の注目株だっただけに今回の結果は悔しいものに終わってしまいました。
しかし、スケーティングスキルの高さや身体の使い方の美しさ、表現力はやはり目を引くものがありました。
シーズン後半の試合派遣がどうなるかわかりませんが、今季のプログラムどちらとも素晴らしいプログラムなので、どこかの試合でまたみたいですね。
三宅咲綺
SP 66.29 FS 109.09 TOTAL 175.38
前回大会SP落ちだった三宅選手。今季から中野コーチに
今大会は前回と同じプログラム「Never Enough」を滑り堂々5位。初の最終グループ入りを果たしました。
ダイナミックなジャンプはカナダのデ―ルマン選手を彷彿とさせますね。
FSでは緊張もあったのかミスが目立ってしまいましたが、ステキなムーラン・ルージュでした。
目標にしていた強化選手へのだいたいの条件12位以内はかないませんでしたが、昨季よりも素晴らしい演技でした!
山下真瑚
SP 54.98 FS 117.98 TOAL 172.96
山下選手、SPではジャンプにミスが見られましたが、FSではここ最近では一番いい演技だったのではないでしょうか。
ここ数シーズンはケガなどの影響もあり、ずっと苦しんできて、今季もなかなか点数を伸ばせず、山下選手本人も苦しんでいたと思いますが、FSの演技は本当に素晴らしかったですし、ジャンプの不安もなくジュニアの頃のようなダイナミックで無駄な力のないジャンプが戻ってきているんだなと感じました!!
この大会を機に、山下真瑚・完全復活が見れたらうれしいなと思いました。
やっぱり、山下選手のスケ―トが好きです。
横井ゆは菜
SP 59.78 FS 102.09 TOTAL 161.87
またひとり、魅力的なスケーターが引退を決断してしまいました。
とてもさみしいです。FSの演技後の涙が印象的でした。
シニア後半はジャンプに苦しんでいた横井選手でしたが、今大会珍しくFSでジャンプが崩れてしまいました。
しかし、SPの人でも何物でもない世界観、FSのクラシックの美しさだけではなく面白さを切り取ったプログラム。
どちらも「女優・横井ゆは菜」にしかできないプログラムでした。
横井選手に関しては今後横井選手単独の記事を書こうと思っていますのでそちらで詳しく書けたらと思います。
SP 51.81 FS - TOTAL -
今大会惜しくもSP落ちになってしまった本田選手。
ジャンプのミスが悔やまれました。
スピンとステップでレベルの取りこぼしがあったブロック・東日本でしたが、今大会オールレベル4とはなりませんでしたが、しっかりレベル4を取ってきました。
やはり、ポテンシャルは高いものがあるんだなと感じます。
ここ2シーズン苦しい時期が続いていますが、来季は今のところ明言している大学生で引退のタイムリミットになります。
来季もまた全日本に出場できることを楽しみにしています。
ステップは本当に素晴らしかったです。
男子
SP 100.45 FS 191.28 TOTAL 291.73
さすがの演技でした。「シン・フィギュア」を謳われた今大会の全日本でしたが、宇野選手を破るまで男子は「新」という意味ではまだまだだなと感じます。
SPはほぼ完璧で何もいうことはないくらい、甘くて艶やかな演技でした。しかしひとつ苦言を呈すなら若干荒れが見られたのと、スピンぐらいではないでしょうか。
しかし連戦の疲れがある中、ここまで疲れを全く見せてこない宇野選手、体力がしっかりしているなと改めて感じますね。
島田高志郎
SP 87.69 FS 164.87 TOTAL 252.56
島田選手、見事全日本初の表彰台、しかも銀メダルに輝きました!!
上位選手にミスが見られたため、SPもFSもなんとか最小限のミスに抑えた島田選手が一気に2位に飛び込むという激アツ展開に持ち込んでくれました。
間違いなくジュニアのころからその才能を期待されていた島田選手。
そんなジュニアの頃から評価の高い表現力は今大会今までで一番光っていました。
特にFSの「チャップリン・メドレー」では柔らかい表情、コミカルな表情、たくさんの表情を顔の表情や身体で表現していました。
島田選手の才能がまた花開いたそんな全日本でした!
SP 85.43 FS 165.41 TOTAL 250.84
ついについに表彰台に登りました!
10年連続10回目の出場でメダルを獲得しました!!
SPとFS共にミスがありましたが、PCSでミスを補える点数が出せるようになったのは経験と友野選手のパフォーマンス力の高さが着実に評価を高めている証拠だと思います。
会場を巻き込んで一体感を生むことができる選手が友野選手だと思いますし、それが彼の魅力だと思います。
日本男子とても個性豊かなスケーターたちばかりですが、友野選手も個性がはっきりと出ていて、今大会の全日本もその個性が光っていたと思います!
佐藤駿
SP 81.78 FS 167.86 TOTAL 249.64
昨季の全日本ではFSで肩の脱臼があって惜しくもオリンピック代表を逃しシーズン後半の試合に出場がかなわなかった佐藤選手。
今季は肩のケガの回復具合がどの程度か私たちには情報がなかったので状態がどのような状況なのか全くわからないままシーズンがスタートしましたが、ここまで戻せたのはやはり元のポテンシャルの高さがあるからだろうなと感じます。
SPもFSも惜しいミスが出てしまいました。これがなければ表彰台も狙えたかもしれないと思うと悔しいですね。
着実にスケーティングがうまくなってきているのを多くの方が感じていると思います。
ケガの後にジャンプが跳べない時期はスケーティングを強化してきたと思います。
そこに関しても評価が上がっていますし、今後も評価が上がることに期待したいなと思います。
山本草太
SP 86.89 FS 158.52 TOTAL 245.41
今大会は4回転サルコウに苦しめられましたね。
SPでは今季初の90点を切る点数に。FSでも少しミスが目立ちました。
連戦もあって疲れが出たようにも感じます。
しかし滑りの美しさ、もともと持っているポテンシャルの高さが光ったなと思います。
表彰台には惜しく登ることはできませんでしたが、過去最高順位を更新できたのはよかったなと思います。
三浦佳生
SP 71.12 FS 171.43 TOTAL 242.55
三浦選手、FSはとてもよかっただけにSPの演技が悔やまれますね。
SPが決まっていれば表彰台は固かったと思います。
三浦選手は勢いがよすぎるが故にミスが出てしまうことがあるのですが、それがSPで出てしまったように感じます。
FSはSPのミスを引きずらずに、やわらかな表情、柔らかいスケーティング、力強さ何から何までよかったです。
今回の結果は悔しいと思いますが、次の大会ではノーミスが見れるといいなと思います!
今季本当に成長しました!!
森口澄士
SP 76.31 FS 165.32 TOTAL 241.63
今大会全カテゴリーのMVPは鉄人・森口澄士選手に私は贈りたいと思います。
男子とペアの日程がかぶってしまうので1日に2回演技をしないといけない状況で男子もペアもまとめてこれる技術力の高さと体力の強さが今大会一番光っていたなと思います。
ペアのJGPと男子の地方大会やブロック大会、全日本ジュニア、JGPFとたくさん試合をこなしても疲れない強さが素晴らしいなと思います。
昨季現地で見たFSは今回と同じプログラムだったのですが、トリプルアクセルに苦戦していた印象が残っていましたが、今大会SPもFSもしっかりまとめてこれたのは今年1年の成長なのではと思います。
演技後の涙も印象的でした。本当によく頑張った!!素晴らしい!!
鍵山優真
SP 81.39 FS 156.44 TOTAL 237.83
ケガがありながら強行出場。
私個人の本心としては、出たい気持ちはめちゃくちゃわかるけど、将来のために安静にして…。でした。
しかし強行出場を決めたのは彼自身だったので素直に受け止め応援することにしました。
SPもFSも本来の出来とはいきませんでしたが、ミスがあっても8位入賞できる実力があるのはさすがオリンピック銀メダリストだなと感じました。
スケーティングやはりなめらかですし、本当に世界のトップレベルだなと感じました。
SPは配信での披露やアイスショーでの披露がありましたが、FSは本当に初公開だったのでどんなプログラムなのか全貌がほぼわからない中での初披露でした。
私は好きでしたね。笑
名フェスの出演辞退そしてユニバ―シティ―ゲームスの欠場が発表されました。
今はゆっくり休んで来季に備えてほしいなと思います。
壷井達也
SP 74.84 FS 146.33 TOTAL 221.17
今大会、世界での評価を少しずつ上げてきて、注目も高まった中での全日本でした。
FSでは4回転サルコウからのコンビネーションが決まったりとなかなかいい出来だったのですが、思うように点数が伸びませんでした。
SPもFSも今までの壷井選手のイメージからガラッと変えてきた今季。
なかなかハマっていたとは思います。
ジャンプにも安定感がさらに増したように感じますし、今大会も4回転以外はほぼノーミスで素晴らしかったです。
吉岡希
SP 80.85 FS 139.58 TOTAL 220.43
全日本ジュニア優勝・JGPF3位と一気に飛躍していった吉岡選手。
今大会も素晴らしく光っていましたね。
SPから4回転をバチっと決めてきましたし、FSでも一つミスはありましたが、しっかり決めてくる吉岡選手はすごいですね。
内定している世界ジュニアに向け、いい感触をつかめたと思います!
世界ジュニアではさらなる飛躍に期待したいです!
SP 77.74 FS 140.34 TOTAL 218.08
昨季の全日本は惜しくもSP落ちとなってしまいましたが、今大会は大躍進!
SPは素晴らしい演技、FSは少し悔しい出来になりましたが、素晴らしかったです!
FSのジャンプの安定感がまだ課題ですが、スケーティングや表現は今季よくなっていたように感じます。
はじめてのJGPやJGPFを経験してひとつ強くなったと思います。
今後の試合に活かせるといいなと期待しています!
今大会もビジュえぐかったです!!笑
三宅星南
SP 76.69 FS 139.41 TOTAL 216.10
体調などのコンディションがまだ完全に整ってなさそうでしたが、本当に出てくれてありがとうです。
昨季は全日本で躍進。初のシニアチャンピオンシップスも経験。そして今季はGPシリーズの派遣もありました。
フランス杯期間中にコロナになってしまい、その後もおそらく体力だったりジャンプの感覚を取り戻したりするのに大変だったと思います…。(コロナは本気で辛いです)
今大会は悔しい結果に終わりましたが、三宅選手の柔らかくて色っぽいスケーティングや表情は今回も健在でとてもうっとりしていました。
FSはみんながローズになっていたと思いますよ。笑
山隈太一朗
SP 74.41 FS 131.84 TOTAL 206.25
今季引退を表明している山隈選手。
ここ数シーズン苦しい時期が続いていましたが、この全日本SPもFSも素晴らしい演技でした。
FS後のキスクラでは「幸せだ」と言っていたのが印象的でした。
最後に幸せだなんて言われるとウルッときてしまいますよね。
鉄板のトリプルアクセルも今回見事にはまりましたし、最高の全日本になっていたらうれしいです。
そして久しぶりに70点200点が見れて私はうれしかったです。
引退後はクルーズ船(?)でスケ―トを滑るお仕事に就くそうですね。
山隈選手の今後に幸あれ!!!!!!!!!!
大島光翔
SP 66.44 FS 136.00 TOTAL 202.44
さすが「スタァ」でした大島選手。
SPもFSもキスクラでとても明るくて、お父様も明るくて。
氷上だけではなくそのほかの部分でも最後まで楽しませてくれる本当に日本のスケータ―でも個性が強くて、最高な選手の一人です。
東日本を優勝したことでSPは後半グループでの演技ともあり、地上波で見ていた方たちにいよいよ見つかったな?という感じでございます。
演技中もカメラ目線でコレオをやったり、本当にエンターテインメント性が高く、今季はそこにジャンプの安定感も加わりましたね!
今季は4回転ルッツを回避していますが、また挑戦するところをいつか見れたらいいなと思っています!!
佐々木晴也
SP 64.73 FS 135.22 TOTAL 199.95
初出場の佐々木選手、全日本ジュニアでの素晴らしい演技が印象に残っていたので、今大会も期待大でした!
SPもFSもとても19歳とは思えない色気が出ていて、決まったジャンプはすごくよかったです。
FSは最後のほうは体力がきつそうでしたけれど、最後までやりぬいたのがとてもかっこよかったです。
京大生スケーターとして今季注目度が上がった佐々木選手。今季は今まで以上の成績で、演技にも安定感が出てきましたし、大学とスケートの両立がうまく行ってるんだなと感じました。
これからまたさらに大変になってくるかとは思いますが、無理のないペースで頑張ってほしいなと思います!
西山真瑚
SP 66.43 FS 131.38 TOTAL 197.81
シングルスケータ―として最初で最後の全日本でした。
アイスダンスとしては昨季出場しましたが、今年はシングルのみの出場になりました。
スケーティングはさすがアイスダンスで培ってきたものがにしっかり反映されていましたね!!
テレビの前で見ていても滑りは絶品でしたね。さすがだなと思います。
来季からはアイスダンス一本に絞って競技を続けていくことになりますが、頑張ってほしいなと思います!
SPもFSもシングルスケータ―として最高の演技でした!!
周藤集
SP 61.36 FS 129.02 TOTAL 190.38
スケーティングえぐうまの周藤選手。
本当に15歳とは思えない身体の使い方でこれは将来いろんな経験をしたらどんなスケータ―になるんだろうと今から楽しみな選手の一人です。
そして日本スケート連盟さんのTwitterで話題になった特技のインド国家斉唱が話題になっていましたね笑
周藤選手は割とシャイで氷上の上以外では静かなイメージなのですが、氷上に立って、いざ曲が始まると一気に表情が変わるんですよね。
ジャンプの安定感に課題は残りますが、だいぶ試合での抜けが改善されてきているのは感じているので、今後もがんばってほしいなと思います!!
垣内珀琉
SP 61.42 FS 126.55 TOTAL 187.97
今大会一番成長を感じたのは垣内選手でした。
特にFSは盛り上がる曲なのですが、垣内選手の真面目さが全面的に出ていた印象が強かったんです。
ですが、今大会はすごく垣内選手ノリノリでめちゃくちゃ踊れていたので素晴らしかったです!!
SPのリベルタンゴもすごくよくなっていました!!グッと大人っぽくなりましたね。
SPから4回転に挑戦してきてFSでは4回転-3回転を見事成功させました!!
今後4回転が安定してきて、スケーティングや表現力がグンとさらに伸びるともっと成長するなと思います!!
今後期待の星ですので頑張ってほしいなと思います!!
片伊勢武アミン
SP 70.05 FS 115.35 TOTAL 185.40
今季良い時も悪い時もあった片伊勢選手。
苦しい時期が全日本前続きましたね。しかし滑りの美しさは絶品でした。
ジャンプだけがフィギュアスケートじゃないを証明しているスケーターの一人だと思います。
衣装・選曲・振付すべてが片伊勢選手の良さを全面的に出していました。
今大会もジャンプに苦しんだ大会にはなりましたが、最後まで美しい演技でした!
田内誠悟
SP 66.76 FS 106.84 TOTAL 173.60
初出場、田内選手!
全日本ジュニアで悔しい思いをしたSPはしっかりまとめました!!
FSは少し緊張からか後半にミスが見られました。
しかし初出場ながら堂々とした滑りでした!!
氷上で本当に映える選手だなと思います。ステップや要素のつなぎでも魅せる事のできるスケーターだなと思います。
スタイルもよいですし、まだ身長も伸びそうなので今後高身長スケーターとして活躍する時が楽しみです!!
国際大会派遣メンバーについて
世界選手権
補欠:佐藤駿 島田高志郎 三浦佳生
男子は選ぶのが本当に大変だっただろうなと思います。
優勝の宇野選手が確定し、表彰台に登った島田選手、友野選手。
ファイナルに出場した佐藤選手、山本選手、三浦選手が選考のテーブルに上がっていたと思います。
実績的には山本選手が一つ頭抜けていたので、二番手。
世界ランキングや実績、シーズンベストスコアやパーソナルベストスコアなどを加味し友野選手が選ばれたのかなと思います。
宇野選手が会見で苦言を呈したりと波紋が広がっておりますが、本当に誰が選ばれてもおかしくなかったですし、誰が選ばれてもいい成績を獲れる選手たちばっかりだったので、私はこの選考に大賛成です。
女子:坂本花織 三原舞依 渡辺倫果
補欠:吉田陽菜 千葉百音 河辺愛菜
例年とは違う派遣の選び方だったのかなと感じます。
代表選手に異論は全くないですし、大賛成ですが今までに選ばれてきた選手の選考の仕方と今年の選考に違いがあるように感じます。
しかし代表選考基準を見るとしっかり満たしている選手を順番に派遣したような感じですね。
全日本の順位がよく反映されやすい今までの選考でしたが、今大会は実績重視で評価し派遣しているように感じます。
実際競技力は申し分ないですし、実績も十分な3選手なので、世界選手権が楽しみです!!
補欠:小松原美里&小松原尊
かなだいカップルが今季も世界選手権代表に選ばれました!
優勝カップルなので当然といえば当然ですが、やはりうれしいですね。
今大会は最後にミスがあったのを除けばほぼ完璧だったので、世界選手権ではミスがないように頑張ってほしいですね!
また、点数も着実に伸びてきていますし、世界選手権では上位を取ってほしいですね!!
そして今回惜しくも2位に終わったココカップルは世界選手権補欠にまわりました。
是非ともかなだいカップルに2枠をゲットしてもらい来季以降2枠を継続していけるといいなと願います。
ペア:三浦璃来&木原龍一
今回トラブル続きで全日本は出場がかないませんでしたが、世界選手権では優勝を狙える位置にいますし、ミスがなければしっかり点数が出る選手たちなので頑張ってほしいです。
世界選手権の時にはロスバゲ等が起きてもいいように早めに日本に入国しておきたいですね!!
二人のスケートが全日本で見ることは叶いませんでしたが、世界選手権でまた日本のスケートファンの前で滑る機会が用意されているのは嬉しいですね。
男子:島田高志郎 佐藤駿 三浦佳生
世界選手権の代表選考から漏れた選手をそのまま四大陸に投入。という男子シングル。
三浦選手は昨季出場し3位表彰台。島田選手、佐藤選手は初出場です。
3選手ともにメダルを取れるスコアは持っていますし今季はだいぶ調子も良さそうです。
他国の代表次第では表彰台独占もありえそうです。
女子:渡辺倫果 吉田陽菜 千葉百音
女子は世界選手権代表でもある渡辺選手、来季シニア転向を予定していそうなジュニア勢吉田選手、千葉選手がそれぞれ選ばれました。
渡辺選手はユニバーシティゲームスへのエントリーがないため1ヶ月練習にあてる時間があるのと世界ランキングを世界選手権までにあげれるようにポイントを稼ぐための選考なのではと思います。
吉田選手、千葉選手は来季グランプリ枠をかけポイントを稼ぎ、主要国際大会での経験を積むための選考だと思います。
四大陸選手権は割とジュニア勢でシニア年齢の選手はミニマムがあれば派遣をすることが多いので2選手は全日本での結果が選考に大きく作用したと思います。
四大陸のアイスダンス代表は世界の舞台で活躍二人を選出してきました。
どちらとも実力はしっかり備わっていますし、昨季五輪出場カップルがいないなかでも銀メダルを獲得したかなだいカップルはやはり期待したいです。
ココカップルも全日本を見る限り調子を上げてきているのが伝わるので四大陸に向けてまたさらに調子を上げていってほしいなと思います!!
ペア:三浦璃来&木原龍一
四大陸の代表に選ばれました。
四大陸選手権は2020年以来の派遣です。
確実に優勝したいですが、アメリカのクニフレペアも四大陸に出場してきそうなので、今季優勝争いが大変ですね。
りくりゅうペアの幸せ感あふれるプログラムは唯一無二なので四大陸でも頑張ってほしいです。
世界ジュニア選手権
男子:吉岡希 三浦佳生
補欠:中村俊介 佐々木晴也
全日本ジュニアで内定していた吉岡選手と、枠を取ってこい枠なのか三浦選手の選出になりました。
昨季も佐藤駿選手の世界ジュニア派遣がありましたからね。(出場はせず)
Twitterを見ても三浦選手の世界ジュニア代表は結構予想されていたので、やっぱり来たかという印象です。
中村選手。全日本頑張りましたが惜しくも今季は補欠です。
来季もジュニア継続なら中村選手の年になりそうですし、ここはB級大会に派遣して経験を積ませてあげたいですね。
女子:島田麻央 中井亜美
補欠:千葉百音 吉田陽菜
全日本ジュニアで内定していた島田選手に続き、全日本で大活躍だった中井選手が選ばれました。
正直全日本が始まる前から個人的にこの2選手が選ばれるような気がしていたので納得中の納得の結果です。
全日本ジュニア表彰台、JGPF出場、全日本TOP6に入ってきたのは中井選手のみです。
今季は安定感もありますし、代表選出しやすかったと思いますね。
島田選手も中井選手もロシアの出場が今後も停止されるようであれば、韓国勢がライバルになると考えられます。
JGPの枠と来季の世界ジュニアの枠を獲得してきてほしいです!!
アイスダンス:來田奈央&森田真沙也
補欠:岸本彩良&田村篤彦
こちらも全日本ジュニアで内定していたきだもりカップル。
今季実力をどんどん積み上げて全日本ジュニアでは国内参考ながら素晴らしい点数を出していました。
來田選手、森田選手ともに今季身体の使い方がぐっとうまくなって、評価を上げている印象です。
世界ジュニアでは昨季日本過去最高順位タイとなっていますが、今季は日本最高をそして1ケタ順位を狙ってアイスダンスジュニア2枠獲得したいですね!!
ペア:村上遥奈&森口澄士
こちらも全日本ジュニアで内定していはるすみペア。
全日本のハードスケジュールをこなした2選手なら世界ジュニアの日程なんて余裕だと思います笑
JGPFでは4位と表彰台まであと一歩まで行きました。
世界ジュニアでいい演技、良い点数がもらえれば表彰台はあり得ます。
来季以降少しの間国際大会の派遣が年齢条件にひっかからず出場がかないません。
まずは今季ラスト空白の時間の前に世界に日本にはこれだけSBSの難易度が高いペアがいると見せつけてほしいです。
最後に
今年の全日本もなかなかすごい代表争い。
レベルの高さが光った全日本でした。
SPは男女共に代表有力選手が崩れるなど波乱の展開になりましたが、FSでしっかり実力を見せつけてくる意地を感じたりと胸熱展開が多すぎました。
そしてジュニア勢の台頭もオリンピックシーズン翌シーズンならではですね。
派遣人数が6人から8人に増えたことにより、よりジュニア勢の印象が強くなったような気がします。
代表は日本のレベルが高すぎるが故に会見が一時間も遅れるという稀な展開に。
本当に今季の日本の強さが垣間見える全日本選手権でした。
私はまだまだフィギュアスケートを応援していくように感じます。
現地で観戦した人たち、テレビやスマホの前で観戦した人たち、出場された選手、運営にかかわったスタッフさんやテレビの方々すべてに頑張ったで賞を贈りましょう。笑
今年2022年も本日12/31をもって終了です、今年もありがとうございました。
皆様。残り数時間よいお年をお過ごしください。
来年もよろしくお願いします。
ではまた!!!!!!!!!!